2011年3月30日水曜日

責任について考える

たぶん、原子力発電所開拓を進めてきた東電は悪くないんだと思います。
大地震対策をしてなかったとか、いろいろと言われているけれども、何百年に一度のことに対して備えをするなんてことは一民間企業では無理です。
大地震があったからこそ後付けで、「想定の範囲外なんてありえない!」とか「原子力なんてやめろって言ったのに!」っていうけれども、たとえば地球が割れちゃうなんていう事態は想定しないだろうし、東電が用意した電力を持って好き放題生活してきた我々がいるわけで、それを後付けで「原子力なんてありえない」なんていう話はありえない。
もしそういうなら代案を出せと思います。現場レベルでは、命を懸けて、我々のために頑張ってくれている東電スタッフがいて、心の底から敬意を表したいです。

が、対応がまずい。大本営発表じゃないんだから。
トップが体調不良で入院って。。どんだけ他人事ですかと思います。
菅さんもそうだと思うけど、トップがマスコミの前に出てこれないのは仕方がないと思います。重要な意思決定をガンガンしなきゃいけないんだろうから、スポークスマン的役割はナンバー2あたりがやればいいとは思います。
が、体調不良で入院って。。本当に体調悪いかもしれないですけど、代表者たる者、火急速やかに対応しなければならない状況なら死んでも業務は遂行すべし、と思います。
わたしも会社代表者の端くれ。自分が死んでもやらなきゃいかんことが絶対にあります。

日本を代表する企業である東電のトップがそれですか??と死ぬほど悲しくなった一日でした。

ワイキューブの民事再生もびっくり。。

2011年3月29日火曜日

勢いが違います!~上海

震災以降、どうも浮き足立って、そして疲れやすくなっています。
そんなさなか、上海に行ってまいりました。初上海。

通り一辺倒なところは観光しましたが、なかで目を引いたのが次の二つ。

一つがしまじろう。我が子供たちも日本で大好きなしまじろうの上海版がありました。
教育コンテンツを他国に移植するのってかなり大変なことだと思います。
でもそれをやってのけた人がいるんだな、と思うと感激しましたよ。

次に敬意を表したいのがこの写真。ファミリーマートのレジのところに並んでいました。
重要なポイントは、レジの横にならんでいたということ。
なんと、、バ○ブですよ、バ○ブ。
説明の表記が英語だったのでもしかすると違うかもしれないけど、コンドー○と一緒に並んでいるところをみると、僕の理解に間違いはないと思います。
僕はこの瞬間に思いました。「国家の勢いが違うな。。」と。
ちなみにこのファミリーマートは地元の人しかこないようなところにあり、観光客向けではないです。
たしか、値段は280元ぐらいでしたから、日本円で4000円ちょっと。たかーい!
日本の相場はよくわかんないですが、物価水準からして4000円はかなり高級品だということがわかります。
やべ、、語りすぎた。

というわけでまあ、いろいろあった(なにが?)上海ですが、滞在中は日本人の方にお世話になりました。なんでも、日本と上海の交流を活発化させたいので、上海にお出かけになる日本人の方はぜひともお立ち寄りください、ということでした。彼らは昭和52年生まれチームで、今の日本人にはない勢いを持っていると思います。上海にお出かけで、特に現地に知り合いもいないという方はぜひとも訪ねて行ってみてください。上海のリアルを語ってくれると思います。
私も会社まで訪ねていきましたが、すごい勉強になりました。


子供たちへのお土産はチャイナドレス。
勢い余ってゴールデンウィークには家族で北京に行くことになったので、これを着せていこうと思います。

2011年3月17日木曜日

その日に何が起こったか2

続き。
帰宅を諦め、歩いて帰れない距離に住んでるスタッフたちと飲みに出かけました。
まだ余裕があり、それはそれで楽しい飲み会でした。
すると、父親から電話があり、都内に迎えに行ってやるというのです。

父が住んでいるのは埼玉県蓮田市。ぼくもそうです。いつもなら1時間で到着します。
が、父は20時に家を出て、僕を拾ったのが24時くらい。4時間かかったわけです。しかも、僕は4キロ程度歩いて、逆に車を迎えに行きました。都内が渋滞していてまったく動けなくなっていたからです。
ようやく車に乗り、そこから帰宅するのにさらにまた4時間。
結局、父は8時間運転しっぱなしでした。

まだ、この時点ではそんなに大変なことが起こったという認識はなかったような気がします。
明日になればすべて普通だ、みたいな感覚です。

その日に何が起こったか

2011年3月11日。
すでに6日前の話。

大地震の日の話です。いろいろ思うところもあったのですが、自分の中でいろいろ整理がつかず、ブログにもTwitterにもなーんにも書けない日々を過ごしていました。
今は暖房が切れて寒ーい電車のなかえ書いています。手がかじかむ。

地震でわかったのは、この国の強さと弱さでした。


大地震当日、私は新宿の高層ビルで、セミナーの講師をしていました。
たしか15Fくらいでした。
で、1度目の揺れ。これはでかいな、と思いつつも地震の国日本で生まれ育ちましたから、そんなに動揺もなく、揺れが治まるのを待ち、セミナーを続けました。
PCの画面を見ながら話していたのですが、その際に目に飛び込んできたのが、「岩手県、津波10メートル以上、到来済み」という表記。

10メートル? なんだそれはと。
そして2度目の揺れ。これはまずいことが起きているんじゃないかとやっと思いました。

主催者の方の「今日は中止で」という声で中止になり、そこから情報収集です。
社内連絡用でSkypeを使ってましのたで、Skypeを立ち上げてみると、書棚から書類の類は落ちたようでしたが、特にけが人はいないとありました。
電話をしたけどつながらない。自宅もそうでした。

ワンセグにてテレビを見ると、「なんだこりゃ。。」

いつまでも新宿にいるわけにもいかず、電車が動いているわけもなく、とぼとぼ歩きながら九段下にある会社に戻ろう、途中でタクシーを拾おうと思ったわけですが、当然、タクシーなどつかまりません。
新宿から九段下に歩いた経験はありませんでしたから、意外な発見もいろいろあったそれなりに楽しいウォーキングでした。なお、この時はそんなに危機感なし。
電車は何時ごろに動くかな、たぶん3時間くらいは動かないから、今日はしっかり残業して、確定申告を終わらせよう!(私は税理士業)くらいに思ってました。

道すがら、たくさんの外国人(観光客)が困ってました。
ホテルに帰る道がわからないようで、四ツ谷あたりでおまわりさんに「銀座はどっち?(英語で)」と一生懸命聞き、おまわりさんは、「ゴーストレート!」と大声を張り上げ一生懸命説明していたのが印象的でした。
四ツ谷から銀座までの歩き方なんて日本人にも説明したことはなかろうに。。

道路はびっしり。まったく車は動いていません。
途中、寒いのでコンビニであったかい食事を買おうとしても、なーんにない。高校生たちは道端でカップラーメンを食べてましたが。
店に入ると酒飲んじゃって、帰社してから仕事するのが億劫になりそうだから、店に入るのはやめ、歩き続けました。

2時間半歩き、やっとたどり着きました。わが社に。
エレベーターが動いてません。意外なことにほとんどの社員は浮足立たずに仕事を続けてました。
まだ、電話は通じない。
家族への安否確認ができません。
まあ、死んじゃいないだろうと高をくくってましたが。

TwitterとFacebook、Skypeで繋がっていた人とは新宿から九段下への道すがらで連絡はずっとついていました。

あ、駅につきそうだから続きはまた。

2011年3月9日水曜日

写真の修整技術~いいからみて!

写真の修整について考えてみます。

使用前



使用後

ちなみに、上できているパジャマは娘がユニクロにて選んでくれたパジャマ。
下の写真、アップでみると、「お水の花道」の財前直美みたいに目がきらーん☆としてる。
肌もつやつや。いいたかないが、髪がちょっと多くなってる。
なーんにもお願いしてないのにきちんと修正してくれるのね、いろいろ。
ぶらぼー。


2011年3月7日月曜日

スキー場に見る子供の教育

スキー場というところは、他の方の教育を目の当たりにする大変面白い場所です。

ちょっと批判的に論じてみます。


  • 連れてきてやったんだ系
    親子連れでもっとも気になるのが、連れてきてやったんだ系です。スキーやらスノーボードやらって初めは本当に苦痛じゃないですか。
    スキーって固い靴を履くから自由がきかないし、重いし。スノーボードは靴の自由度は高いけど、そもそも横向きに滑るって普通じゃない感覚。
    でも、それでもスノースポーツの楽しさを教えてあげたいから、幼稚園児、小学校低学年の子を無理やり連れてくるわけですよ。
    すると当然、子供はめげてしまう。「もういやだ」って泣く。
    すると、大概の親御さんは、「せっかく連れてきたやったのに!」とか「根性なし!」などという罵声を浴びせるんですよね。

    子供を楽しませてあげようと思って大枚はたいてきてるから焦りもあるんだと思うんですよ。多少滑れるようになって、「パパ! スキーって楽しいね!! また連れてきてね!!!」みたいな画を想像したはいいものの、現実は、何もできない子供がいるわけです。
    そこでいらつく。

    でももっとも大事なのは、スキーって楽しそうだな、今はできないけど絶対に滑れるようになりたいな、って思わせることが最も大事なはずなのにそれができない。
    逆に、スキー場は嫌なところっていう意識が植え付けられたうんじゃないかなって気がします。

    みんながそうというわけじゃないですけど、明らかに多いんですね、このようないざこざが。もしかすると一事が万事こんな調子で子供を責めて、委縮させてしまっていることも多いのではないか、子供の可能性を潰しちゃってるんじゃないかと他人事ながら、気落ちしています。

  • 適切な道具を与えない系
    意外と多いのが、適切な道具を与えていないのに、適切な行動を望む方です。
    パンダスキーを履かせて、滑ることを強要する方も意外と多く見受けます。
    ちなみにパンダスキーっていうのはこれ。

    普通の靴を履いて、このエッジがないスキーもどきを履かせて、「滑れ!」と命じるわけです。私はパンダスキーを批判しているのではありません。パンダスキーを履かせて、スキーのように滑れ!ということに批判しているわけです。
    パンダスキーっていうのは、スキー場にきたという雰囲気を演出するためにちょっと履かせてみて写真を撮るための小道具に過ぎないと思います。
    でも、形が同じようだからと言って、スキーができると思っちゃっている人が多いわけです。(確信犯なんだろうけど)
    これを履かされて、「なんで滑れないんだ! ころんだら立ち上がれ!!」とか説教されたら、「おれって駄目なやつなんだ」と子供は思うはずです。

と、気になる2例をご紹介しましたが、いずれも大人のせいで子供を傷つけてしまう事例だと思います。せっかくの可能性を秘めた子供たちなのに、親の誤った行動でその芽を摘んでしまうというか。
別に、私が正しいことをやっているというつもりはさらさらなく、しかしながら、以上の事例より、
  • 子供の技量や体力を見極め、過度な要求をしない
  • 的確な道具がなければ的確な行動はできない。
ということをいつもいつも確認しています。
子供をスキーに連れて行こうと思う方がこのエントリーを見てくれているとは限らないと思いますが、けっして焦らず、我々(だれだ?)の愛するスノースポーツが若い世代にスムーズに引き継がれていくことを期待しています。


2011年3月3日木曜日

英語の勉強方法をおしえてちょんまげ!~英語の勉強途中経過

さあ、一部マニアな方のみ知っている岸健一の英語勉強。
2011年に突然英語の勉強に目覚め(当然中途半端に)、まずは早稲田大学のカナダ人学生を捕まえフリートークに挑んだものの撃沈。
彼女はかわいいんだけど、本気になってしゃべってくるからどうしようもなかったのだ。

で、会社の近くのマンツーマン専門の英会話スクールに通い始めてはや1.5か月。
そして2月半ばからはこれも会社近くのスクールでTOEIC470点コースに通っているわけです。

今日はそのご報告と、 English Speakerの諸先輩方にアドバイスを頂戴しようとこのブログを書いているわけです。


  • 基礎知識
    岸の英語能力は高校受験時がピーク。その後、英語の勉強なんてほとんどしてない。大学受験は付属高校だったためなし、大学の単位も半ば土下座でCをいただき、逃げ切った次第である。
    なお、英語を勉強する目的は、仕事やら大学院やらで出会う人々と普通に話したいだけ。仕事で真剣に使う気はさらさらない。ただし、子供たちをインターナショナルスクールなどに入れたいという願望は多少あり。
  • 英会話編
    週に1回か2回、1回あたり40分を半分フリートーク(ってほどのもんじゃないが。。)、半分テキストに沿って、イングランドの男性に教わっています。
    予習復習全くなし。宿題も出されるけどやったりやらなかったりの不良生徒です。
    不思議なもんで、そんな感じでもぼちぼち意思疎通のレベルは明らかに上がってます。
  • TOEIC470点目標編
    失礼ながら、この勉強がすごくつまらない。
    テストだから仕方ないんだろうけど、テクニカルなお話しが多く、英語の勉強というよりもTOEICの解き方のお勉強。そりゃーそういうコースですもんね。だから私の狙いと異なるわけですよ。なので、受講料はもったいないけどもういくのやめようと思ってます。
とまあ、こんな感じなんですね。
さあ、諸先輩方、私は何をすればいいでしょうか。
まずはボキャブラリーが足りなすぎるのはよーくよーくわかってます。なのでボキャブラリーを増やす努力はしたいと思います。
そして、TOEICのクラスを辞めて、浮いた時間で英会話スクールのレッスンを録音し、きっちり復習を開始しようかと思っています。
そこで、質問は次のとおり。
  1. ボキャブラリーどうやって増やしますか!
  2. その他、なんでもご意見よろしくお願いします!
はぁ。