2011年2月18日金曜日

グロービス堀義人学長に聞いてみた~初めからビジョンはあったか

今日はグロービスにて堀学長のセッションがあった。
学生が堀さんに自由になんでも聞ける貴重な時間。堀さんは若くして大きなものを作り上げ、さらに大きなものに挑戦しているという点において、すごーく尊敬している。

自分はグロービス経営大学院に通っている学生であるので、つぶさにグロービスの行動を観察できる立場にある。そこで見えてくるのは戦略・戦術のち密さである。一部にはネガティブな意見もあるかもしれないが、基本的にグロービスのもろもろの打ち手はすごい。計算されつくした感がある。この計画はあの計画と繋がり、将来はあんな感じで発展していくんだろうな、数十年後はどうなってんだろう、恐ろしいぞ、これは、と。

堀さんはハーバードビジネス修了。いわゆるエリートである。エリートが作り上げた計画たるや、こんなに精緻なものなかと常日頃感心していた。

そんなベースがあって、本日のセッション。
私は質問してみた。「グロービスを始めるとき、どこまで計画していたのか、どこまで大きなビジョンを持っていたのか」と。

回答は「別にない」だった。。ヒトモノカネをベースとしたインフラを作ろうとはしていたが、そのいくつく先は特に考えていなかったとのことだった。

ある意味衝撃、ある意味親近感を覚える。

ヒトモノカネをベースとしたインフラを作り上げる、という強い思いはあったが、後は状況に応じて作ってきたのだという(あくまでニュアンスを書いています)
「社会が決めてくれる」と考えていたそうである。


かたやFacebook。一説によれば、Zuckerbergはここまでを初めから想定してFacebookを作ったとも聞く。(女にもてたかっただけという説を支持する私ではあるが。。)


ビッグビジネスを作り上げるためには、精緻な計画が必要であると考えていた私にとっては、今日のセッションは衝撃であった。
ただ、理念はすんごい大事なんだなとも思った。理念があって、それを具現化する為に行動する、あとは社会が決めてくる。なるほどなと。なんか気が楽になったりもした。




あとは記憶に残ったのが、どうせながら改革側に身を置けと。
タイタニックにしがみついてはいけない。

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